陸自妻的官舎ノ日々

特に役にもたたない自衛隊や官舎の話をつらつら綴っています。

我が家の水回り最新事情

ふと気づけば2018年ももうすぐ半分に差し掛かろうとしている。

今年は…というか、今年度は、水陸機動団や陸上総隊などさまざまな改編があり、「新しくなった陸上自衛隊」のイメージが強い。

そして、制服。

27年ぶりの陸上自衛隊の「衣替え」がニュースになったのは記憶に新しい。

私としては、新制服にわくわくするよりも、慣れ親しんだモスグリーンの制服がなくなってしまうことへの寂しい気持ちが強い。

とはいえ、全隊員に支給が終わるまで10年かかるらしいので、うちの夫が新制服を着るのはまだ先だと思われる。

 

…というか、妻として言わせてもらえば制服よりもお金を使ってほしいところがあるんだけれど。

 

この春、我が家も引っ越しをした。

新しく入居したのは、昔ながらの「昭和の官舎」だった。

昭和…。

平成もまもなく終わろうとしている今日び、まだ昭和の物件が残っているのか。

制服とか別に変えなくていいから!官舎のリフォームはよ!

 

昭和に建てられて一度もリフォームされていない官舎というのは、

・階段の音が部屋の中に丸聞こえ

・隙間風が多い

・洗面台が小さい

・台所の給湯器を自分でつけなくてはならない

などなどいろいろ不便があるのだけれど、私が一番悲しかったのは

・旧式のお風呂

だった。

これまで、ボタン一つでちょうどいい温度でちょうどいい量が給湯できるお風呂しか使ってこなかった私は、風呂釜の中で直接火を起こしてお湯を出すお風呂は初めて。

最初はなかなか上手に使いこなせず、「お湯が出ないな~?」と思っていたら風呂釜から異臭がして白い煙がモクモク上がっていた時は肝が冷えた。(空焚きしていました)

種火をつけっぱなしで一晩家を空けてしまったこともある。(火事にならなくて本当に良かった)

私のような粗忽者ではうっかり大事故になりかねない危険な風呂なのである。

…まあ、どう考えても悪いのは風呂ではなく私なわけであるけれど。

 

気になることは他にもある。

旧式の風呂はユニットバスと違って手の届かない隙間が多く、「隅々まで掃除する」ということが難しい。

見えないアノ場所やコノ場所にカビがびっしり生えているのかと思うとゾクゾクしてしまう。

梅雨時は湿気が多くガスの火がつきにくいという話も聞いた。

カビや害虫の発生も深刻なようだ。

同じ官舎の下の部屋の住人は、すでに今年なめくじが風呂場に出たらしい。

風呂場ではないけれど、15センチもある巨大なムカデの目撃情報も上がっている。

こうしてブログに書きながらも背中がゾワゾワしているのだけれど、実は我が家は害虫対策をほとんどしていないことに気が付いた。

今まで3階以上にしか住んでいなかったり新しめの物件だったりして、ゴキブリホイホイすら置いていなかったのだけれど、もうしばらくゴキブリとは出会っていない。

しかし今回はちょっとヤバそうな気配を感じているので、ぼちぼち何かしらの対策を講じようと考えている。